「上から目線のてんこ盛りで耐えられなかった」両足切断妻殺害男。結婚式費用使い込み

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妻の遺体を切断し、遺棄した疑いで逮捕された夫。
驚きの供述内容とは。

警察の調べに対し、「タクシーでスーツケースを海岸まで運び、沖まで泳いで遺体を流した」と供述したのは、切断した妻・楓吹さん(26)の遺体を神奈川・平塚市の海に遺棄した疑いで、6月29日に送検された平聖也容疑者(26)。

平容疑者は、切断した遺体を処理しようと、両足の太ももから下を鋭利な刃物で切断したとみられていて、アパートからは、右足のようなものが見つかった。

自宅から押収されたスーツケースには、血痕のようなものがついていて、中には消臭剤のほか、遺体の処理や運搬方法などを記したメモが入っていたという。

犯行の動機について、「楓吹さんの他人を見るような目に耐えきれなかった」と供述した平容疑者。

楓吹さんとの間に、何があったのか。

これまでの調べで浮かび上がってきたのは、「金銭トラブル」。

一時無職だったという平容疑者には、数百万円の借金があったという。

定職に就いている楓吹さんに対しては、「アルバイトをしながら職を探している」と言っていたが、当時は、アルバイトも職探しもしていなかった。

6月には、自分のクレジットカードがないことに気付いた楓吹さんに対し、クレジットカードでキャッシングをして、借金の返済に充てていたことを告白。

さらに…。

「結婚祝い金、結婚式代、新婚旅行費についても全て使った」

自分の借金を楓吹さんのカードを使って返済し、将来のお金も使い果たしてしまったという平容疑者に対し、楓吹さんは、「結婚する気あるの? 考えてよ」と、不満は口にしたものの、「これから2人でやり直そう」という、前向きな内容の言葉を口にしていたという。

しかし、その後、事件が起きてしまった。

調べに対し、楓吹さん殺害についてもほのめかしている平容疑者。

遺棄現場に向かう際には、複数のタクシーを使い、移動中、防犯カメラに映らないように、タオルで顔を隠していたという。

警察は引き続き、犯行に至ったくわしい経緯などを調べている。

「上から目線に耐えられず」出頭男、妻殺害し遺棄か

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